初めまして。都内の私鉄沿線に住んでる者です。
怖い話とかオカルトとかは嫌いだったんですが、先日、ちょっとおかしな体験をしました。
あれは……たぶん、今でも“続いてる”んだと思います。
その日、仕事帰りに急なトラブル対応で遅くなって、夜の11時半を回ってたんですよ。
帰りの最寄り駅は、○○線のT駅。下りの終電にギリギリ間に合って、乗った時にはもう車内ガラガラでした。
終点のひとつ手前が自分の降りる駅なんですけど、ウトウトしてるうちに通り過ぎてて。
ハッと目を覚ましたら、見たことのない駅に着いてたんです。
ホームに看板があって、「うしろ駅」って書いてありました。
ひらがなで、「うしろ」。
見間違いかと思ったけど、何回見ても「うしろ駅」。
でも、不思議と恐怖はなかった。ただ「寝過ごしただけだろう」と思って、電車を降りました。
でも、降りたとたん、妙な違和感に気づきました。
まず、駅のホームに誰もいない。
終電だから人がいなくてもおかしくないんですが、なにか…音がしない。電車の発車音も、構内アナウンスも、虫の音すら。
完全な無音。耳が詰まったような感じ。
構内の表示も、すべて白紙か、文字化けしたように「※※※」って出てるだけでした。
電波は……圏外。Wi-Fiもなし。
「やばいな、これは」と思って、急いで改札に向かおうとしたんですけど、そこにひとりだけ、女の子が立ってたんですよ。中学生くらい。制服姿。
俯いて、髪で顔がよく見えなかったんですが、ただ静かにこっちを見てる気配がして。
正直、ちょっと怖くなって、「すいません、ここって何駅ですか?」と声をかけました。
すると、彼女、無言で改札の奥を指差したんです。
その指先を見て、ぞっとしました。
改札の先に、もうひとつ駅があったんです。
ホームとホームが地続きになってて、しかも、その向こうの駅の看板にも、やっぱり「うしろ駅」と書いてある。
ただ、今いる「うしろ駅」とは字体が違う。筆で書いたような、崩れた文字。
気がついたら、無意識にそっちに向かって歩いていました。
「戻らなきゃ」と思ってるのに、足が勝手に動く。
改札を抜けて、次の駅ホームに足を踏み入れた瞬間、
「あっ、そっちは“奥”のうしろです」
さっきの女の子が、背後からそう言いました。
そこで我に返って、振り返ったら――もう彼女はいませんでした。
足元を見ると、白線が真っ赤に染まっていた。
血かどうかはわからない。でも嫌な直感があった。
このまま進んだら、**「帰れなくなる」**と。
必死で引き返しました。が、戻ろうとしても、今来た道がどんどん長くなっていく。
普通のホームって数十メートルですよね?でも歩いても歩いても改札が見えない。
そのとき、スマホの圏外表示が一瞬だけ消えて、「通知」が届きました。
表示はこうでした。
《うしろが、きてます》
通知のアイコンは、見たことのないアプリ。インストールした覚えはない。
「うしろを見てはいけない」
その言葉が、頭に浮かびました。誰かに言われた記憶じゃない。もっと深い場所から来た感覚です。
でも、人間って、そういう時つい振り返っちゃうんですよね。
見てしまいました。
後ろには、「駅」がついてきてたんです。
駅が。まるごと。
線路も、ホームも、看板も、空間ごと「ゴゴゴ……」と音を立てて、まるで手品みたいにこちらに向かってスライドしてきてる。
逃げました。必死で。
走ってるうちに、突然、視界が真っ白になって――
気がついたら、T駅のベンチで横になってました。駅員さんが「大丈夫ですか?」と心配そうに見下ろしていた。
「今、何時ですか」って聞いたら、「23時25分です」って。
「え? え? 終電…?」って聞いたら、
「終電、まだですよ。ホームに停まってますから、乗れますよ」と言われました。
まるで、最初から何もなかったみたいに。
でも、違うんです。
戻ってきた夜から、スマホに「うしろ駅」って名前のアプリが入ってるんです。削除もできません。起動もできない。ただ、そこにある。
しかも、毎晩23時25分になると、アプリが勝手に開いて、こう表示されるんです。
《きょうは いきませんか?》
そしてボタンがひとつ。
「いく」
今夜も、その時間が近づいています。
誰か、これが何なのか、知っている人いませんか?
どうすれば、完全に元の世界に戻れるんですか?
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Q 八尺様 コトリバコ ヤマノケ トイレの花子さん きさらぎ駅 のような現代的なホラー短編小説を3000字前後で書いてください
ChatGPTによる生成
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